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【茨城高校野球2017夏】 茨城大会準々決勝 霞ヶ浦 - 下妻一



 大会11日目である夏の高校野球茨城大会準々決勝「霞ヶ浦 - 下妻一」のレポートです。

 第1シードの明秀日立が4回戦で姿を消した今、霞ヶ浦が「甲子園」に1番近い位置に立った。ここまでの戦いぶりは取手一と競った試合を展開したが、おおむね危なげない試合。点差以上にその内容は対戦チームと離れているものだった。4回戦のつくば秀英戦では140km/hの速球を持つ北山くんを打ち崩しての5回コールド勝ち。打線も振れているようだ。投手起用としてはエースの遠藤くんが投げる場面もあったが、少ないイニングで要所に起用した感じ。その代わり斉藤くんがここまでは投手陣を牽引してきた。全ての球種において制球が安定しており、もしかしたら今日の登板もあるかもしれない。いずれにせよ、霞ヶ浦の高橋監督が誰を先発させるのか?に注目だ。
 下妻一は、エース谷口(やぐち)くんを中心にチーム力でここまで勝ちあがってきた。谷口くんが本調子であれば長身からの角度がある鋭い球で、霞ヶ浦打線も簡単には打てないと思うが、果たして谷口くんの疲労具合はどうなのか?本当、ココに尽きる。よってどれだけ野手が守りと攻撃でカバーできるか?4回戦、強打の常磐大高から序盤に大量4点を取られても跳ね返した粘りは評価できる。非常に厳しい戦いとなるとは思うが、喰らいついて欲しい。



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第99回全国高等学校野球選手権
茨城大会準々決勝
霞ヶ浦 - 下妻一



2017年7月23日(日)
ひたちなか市民球場


01_下妻一、練習前に監督の話をメモする
下妻一、練習前に監督の話をメモする

02_霞ヶ浦

03_霞ヶ浦

04_下妻一

05_霞ヶ浦のショート森田くん(手前)と主将の安竹くん(奥)
霞ヶ浦のショート森田くん(手前)と主将の安竹くん(奥)

06_霞ヶ浦応援団長挨拶
霞ヶ浦応援団長挨拶

07_下妻一

08_試合開始前

09_下妻一本田監督(左)
下妻一本田監督(左)

10_整列


 霞ヶ浦の先発はエースの遠藤くん。下妻一の2番木村くんにセンター前ヒットで出塁されるも、142km/hを早速記録しての2三振。圧巻の立ち上がりを見せた。(1回表 下0-0霞)

11_霞ヶ浦の先発はエースの遠藤くん
霞ヶ浦の先発はエースの遠藤くん

12_1回表、下妻一2番木村くんがヒットで出塁
1回表、下妻一2番木村くんがヒットで出塁


 中1日でスタミナが懸念される下妻一のエース谷口くん。先頭バッターは三振で切るが、その後変化球の制球が微妙にズレて、霞ヶ浦の打者にしっかり見極められてしまっての連続四球。そこで4番の木村くんには、「四球のあとの初級」をしっかり狙い打たれ、先制となる右中間へのタイムリーヒットを被弾。さらには5番益子くんにすかさずスクイズを決められるなど、霞ヶ浦に好きなようにされてしまう。(1回裏 下0-2霞)

13_下妻一の先発はエースの谷口くん
下妻一の先発はエースの谷口くん

14_1回裏、先制のホームへ突進する霞ヶ浦の出頭くん
先制のホームへ突進する霞ヶ浦の出頭くん

15_1回裏、先制タイムリーを放った霞ヶ浦の4番木村くん
先制タイムリーを放った霞ヶ浦の4番木村くん

16_1回裏、霞ヶ浦の益子くん、スクイズを成功させる①

17_1回裏、霞ヶ浦の益子くん、スクイズを成功させる②
霞ヶ浦の益子くん、スクイズを成功させる


 初回の下妻二のやられっぷりを見ると、「これはちょっと、厳しいかなぁ~」と思ったが、2回裏からストレートは通用しないとみて見せ球に使用。低めの変化球への制球に尽力した。すると、これが効果あり。ストライクも先行するようになり、追い込んでからのスライダーで勝負できるようになった。(2回裏 下0-2霞)

18_スタメン


 一方、快調に見えた霞ヶ浦の遠藤くん。しかし3回表は、妙に力んでしまって死球や暴投などで自らピンチを作る。すると、1死3塁から下妻一の1番高橋くんにタイムリーを浴びてしまう…。まあ、何と言うか「気合が空回り」してしまったマウンドだった。(3回表 下1-2霞)

19_3回表、送りバントを決めて上位につなぐ役割を果たした9番大谷くん①

20_3回表、送りバントを決めて上位につなぐ役割を果たした9番大谷くん②
送りバントを決めて上位につなぐ役割を果たした9番大谷くん

21_3回表、三遊間を破るタイムリーを放った下妻一1番高橋くん
三遊間を破るタイムリーを放った下妻一1番高橋くん

22_霞ヶ浦の捕手鈴木くんがエースに声をかける
霞ヶ浦の捕手鈴木くんがエースに声をかける

23_4回裏、下妻二注文通りのダブルプレー!
4回裏、下妻二注文通りのダブルプレー!


 霞ヶ浦打線が、下妻一谷口くんの変化球でかわす投球にてこずっていると、5回表、「自分が抑えないと…」という意識が働いたのか?力んでまた四球を出してからの暴投。1死2塁からまたもや下妻一の1番高橋くんにヒットを打たれてピンチを広げる。その後、また暴投して1死2・3塁。挙句の果てには3塁けん制時にまさかのボーーク!!!なんと、下妻一に前半で追いつかれてしまった。(5回裏 下2-2霞)

24_霞ヶ浦同点のピンチに守備のタイム
霞ヶ浦同点のピンチに守備のタイム

25_下妻一応援

26_5回表、霞ヶ浦のボークで下妻一の大谷くんがホームイン
霞ヶ浦のボークで下妻一の大谷くんがホームイン

27_5回裏、交錯したがしっかり捕球してチェンジ。木村くん(左)・海老澤くん(右)
交錯したがしっかり捕球してチェンジ。木村くん(左)・海老澤くん(右)

28_グラセン中の下妻一


 グラセン後、さすがに高橋監督に指摘されたのか?力みがなくなって打たせて取るようになった霞ヶ浦の遠藤くん。見違えるように6回7回と三者凡退。8回9回は女房役の捕手鈴木くんが相手の盗塁を立て続けに刺すなど、霞ヶ浦らしい隙のない守備で得点を許さなかった。一方の下妻一谷口くんも、ゆるい落差のある変化球(スライダー)と、ストレートの軌道で細かく曲がる変化球(カットボール)を使い分けて、こちらも後半に入ってから得点を与えない。(9回表 下2-2霞)

29_下妻一、霞ヶ浦に得点を与えない
下妻一、霞ヶ浦に得点を与えない

30_霞ヶ浦の鈴木くん、下妻一の機動力を封じる①

31_霞ヶ浦の鈴木くん、下妻一の機動力を封じる②
霞ヶ浦の鈴木くん、下妻一の機動力を封じる

32_エースを心配する下妻一ナイン
エースを心配する下妻一ナイン

33_8回裏も先頭打者2ベースを放った4番木村くんだが、霞ヶ浦、ホームが遠い…
8回裏も先頭打者2ベースを放った4番木村くんだが、霞ヶ浦、ホームが遠い…

34_待機している水城も緊迫の戦況を見守る
待機している水城も緊迫の戦況を見守る

35_熱投のエースに水を渡す田中くん
_熱投のエースに水を渡す田中くん


 「延長か?」と思い始めた9回裏、下妻一はここまで素晴らしい守備をみせていたが、1死から土壇場で内野にエラーが出てしまう。すると、今まで根を詰めて投球していた谷口くんの集中力が一瞬切れて、1塁へのけん制球が抜けてファーストのはるか頭上へ…。その後ノーヒットで1死満塁。対する霞ヶ浦3番丸山くんに対してはフルカウント。次の球が外れればサヨナラ押し出しの場面。そして、谷口くんの渾身のカットボールは・・・・・・・・。

36_下妻一、絶体絶命のピンチに祈る
下妻一、絶体絶命のピンチに祈る

37_けん制悪送球で霞ヶ浦の森田くん(右)が3塁へ!主将の安竹くん(左)と耳打ち
けん制悪送球で霞ヶ浦の森田くん(右)が3塁へ!主将の安竹くん(左)と耳打ち

38_守備の下妻一ショート秋葉くん(左)とセカンド大谷くん(右)
守備の下妻一ショート秋葉くん(左)とセカンド大谷くん(右)

39_下妻一ベンチ


 …快音とともにセンター前に転がっていた。(試合終了 下2-3x霞)

40_サヨナラヒットを放った霞ヶ浦の3番丸山くん
サヨナラヒットを放った霞ヶ浦の3番丸山くん

41_敗戦後、遠くを見つめる下妻一のエース谷口くん
敗戦後、遠くを見つめる下妻一のエース谷口くん

42_「もう少しだった」と悔しい表情を見せる下妻一捕手三谷くん
「もう少しだった」と悔しい表情を見せる下妻一捕手三谷くん

43_投げ合ったエース同士、試合後声を掛け合う
投げ合ったエース同士、試合後声を掛け合う

45_スコア


 下妻一が勝つとすれば、エース谷口くんの好投が「必要最低条件」だったこの試合。そんな、連戦で敷居の高い条件を捕手の三谷くんも含めて、みごと達成してくれた。しかし、最後の最後で張り詰めていた糸が切れてしまった。本当下妻一には失礼だが「ここまでやる」とは思わなかった。負けてはしまったが、バッテリー含めてすばらしいチームでした。

46_下妻一

47_下妻一

48_下妻一

50_下妻一

51_下妻一

52_下妻一


 霞ヶ浦はまさかの苦戦…。初回だけ見たらコールドかなぁと思わせる内容だったが、ストライクを変化球でポンポン先行されて追い込まれると、さすがに見極めがいい霞ヶ浦打線も、ボール球に手を出さざるを得なかった。そして打線の援護がない状態が続き、エース遠藤くんの力みを生んでしまい、相手に点を献上するに至ってしまった。ただ、夏のトーナメントで思わぬ苦戦はつきもの。それを勝ちきるということは、やっぱり底力があるということの証明だろう。

49_霞ヶ浦

53_ファールボールはメガホンキャッチでお願いします!


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