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【秋の高校野球2016】茨城大会1回戦 科技日立-常磐大高



2016年9月22日(木)

ひたちなか市民球場


茨城大会1回戦

科技日立 - 常磐大高



01

朝から小雨が降る中、半ば強行して行われたひたちなか市民球場の第1試合。科技日立は旧チームから活躍していた選手が多く、新チームでエースナンバーを付ける向後くんも実戦経験は十分で、春に投球を拝見したがそのときより更に球威が増している感じだ。常磐大高も1年生から活躍してる選手がいて、実戦経験豊富な選手が多くいる。海老澤監督が就任したときの1年生が最上級生になるこの代。実績を残すシーズンがいよいよ開幕といったところだろうか?


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07 【常磐大高海老澤監督(中央)】

02

この試合の勝者と対戦する第一シードの常総学院の陶山くんや宮里くんなどの主力も偵察に来ている中、先攻科技日立、後攻常磐大高でプレイボールの声がかかった!


04 【常磐大高スタメン】

03 【科技日立スタメン】

常磐大高の先発は背番号17の右腕菊地くん。基本的に変化球主体で打たせてとるピッチャーだ。タイミングよくキレのいいストレートも織り交ぜていく。ただ、初回は味方のエラーからのスタート。バッテリーエラーも出て落ち着かない立ち上がりとなった。ただその後は、持ち前の変化球で科技日立のクリーンナップを抑えて事なきを得る。(1回表 科0-0常)


08 【常磐大高の先発は背番号17の菊地くん】

科技日立の先発は左腕エースの向後くん。ストレートに威力があり、常磐大高の好打者達も差し込まれぎみ。しかし、向後くんが内野安打のランナーを背負って、けん制を2球放ったところで主審が「ボーク」のコール。こちらもドタバタした立ち上がり。ただ、ショート小柳くんの安定した守備に助けれられるなどして無失点に抑える。 (1回裏 科0-0常)


10 【科技日立の左腕エース、向後くん】

12 【安定した守備をみせる科技日立ショート小柳くん】

2回裏、1年生の春からいきなりデビューした常磐大高5番竹川くんが、科技日立の向後くんの球にすぐさまタイミングを合わせての右中間3ベースヒット!非凡なバッティングを見せて先制のチャンスを演出する。その後6番ワラスくんがきっちり犠牲フライを放って早くも均衡が破れた。


13 【常磐大高は5番竹川くんのスリーベースで先制のチャンス!】

1死ランナーなし。科技日立としてはここまでは仕方ないとしても、向後くんがストレートを多投し過ぎて狙い打たれる。常磐大高の8番吉田くん・9番菊地くん・1番益子くん・2番田崎くんと4連打を食らい2失点。更に3盗を刺そうと焦ってしまい捕手がタイムリー悪送球...。科技日立はこの回4失点と序盤から重い展開となってしまった。 (2回裏 科0-4常)


14 【逆方向の鋭いタイムリーを放った常磐大高1番益子くん】

3回表、科技日立としては1点でも返したいイニング。すると、先頭がフォアボールで出る。その後、アウトにはなるも進塁打が重なり2死3塁。すると、今度は常磐大高の菊地くんに対して「ボーク」の宣告!マウンドで若干投げ急いでいるな!?という印象があったが、やはり静止が十分でなかったのだろう。科技日立にしてみれば、形はどうあれすぐさま1点を返すことに成功した。 (3回表 科1-4常)


15 【相手のボークで科技日立が1点返す】

4回表、常磐大高の菊地くんは、この回も先頭打者をフォアボールで出してしまう。これは一番やってはいけないパターン。そのあとの科技日立の5番高崎くんには、定石どおりに四球の後のファーストストライクを思いっきり振り抜かれてのタイムリー3ベースを被弾...。ただ、その後は3塁ランナーがサイン間違いなのか?飛び出してしまい自滅してくれたが、科技日立にジワジワと詰め寄られ始める。 (4回表 科2-4常)


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17 【科技日立5番高崎くんのタイムリー3ベースで追い上げる】

そんな中、科技日立のエース向後くんが常磐大高の猛攻をまたしても受けてしまう。1死ランナーなしから常磐大高1番益子くんが、芸術的な逆方向へのバッティングで出塁する。2番田崎くんのあたりはボテボテの内野ゴロ。しかし、この打球に変な回転がかかっていて科技日立が処理できずにオールセーフ。1死1・3塁となる。ここで、3番石川くんの犠牲フライにより常磐大高が1点追加。


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更にその後もチャンスが続いて2死満塁。バッターは6番ワラスくん。ここで持ち前の勝負強さを発揮して、レフトオーバーの走者一掃のスリーベース!!なお、科技日立は焦りからの連携のミスもありワラスくん自身もホームイン!!常磐大高がこの回一挙5点とし、流れをグイッと引き寄せた。 (4回裏 科2-9常)


19 【常磐大高6番ワラスくんが走者一掃3ベース&自らも生還】

5回裏には田崎くんのライトへの特大ツーランホームランも飛び出して勝負あり!!その後、科技日立打線は常磐大高の継投策の前に沈黙。2番手の左スリークォーター久保田くんに手も足も出なかった。投球ごとに腕の角度を変えてくるなど対応に四苦八苦。特に左バッターは全く仕事ができない感じだった。科技日立も2番手の右腕竹中くんが登板するが、10点差がついてしまいゲームセット。常磐大高は打線が爆発し、常総学院への挑戦権を獲た。 (終了 科2-12常 6回コールド)


22 【常磐大高2番手は1年生の左スリークォーター久保田くん】

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21 【常磐大高2番田崎くんがライトへダメ押し2ランHR】

23 【科技日立の2番手、竹中くん】


■スコア


科技日立

001 100 = 2 H3 E3

040 521x = 12 H13 E1

常磐大高

(6回コールド)

【科】向後(5),竹中(1/3)-荒井

【常】菊地(5),久保田(1)-石川


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科技日立は相手投手の変化球への対応が出来なかった。途中からストレートに狙いを絞ってうまくいきかけたが、それも常磐大高の巧みな継投策にかわされた。失点したイニングがビックイニングになってしまったこともあり、いつもは粘りのある試合展開を見せてくれる科技日立も力でねじ伏せられてしまった感じになってしまった。エースの向後くんもストレートは球威があって非常によかったが、変化球の制球とキレがイマイチで常磐大高の打者にストレートをことごとく狙い打たれてしまった。逆にいうと、変化球の精度とそれを活かす配球があれば、手の付けようがなくなるということだが・・・。


09

一方の常磐大高は、ジュニア大会からなんとなく微妙な結果が続いていたが、ここに来てしっかり合わせてくるところはさすが。また、エース平野くんを完全に温存し、対常総学院戦にしっかり備えている様子が伺える。しかも直近の夏にベスト8で常総学院に惨敗しているが、経験はしている。そのときは石川くんがホームランを含む2本の長打を放っている。また、その試合で平野くんは投げていない。ゲームを作れる平野くんがいつもの調子なら、常総学院もそう簡単には点が取れないだろう。


11

常磐大高打線も非常に当たっているし、常総学院も公式戦初戦ということもあり、緊迫した好ゲームが期待される。とくに益子くんと竹川くんには非凡なものを感じる。ただ、今日のような内野のミスやバッテリー間のミス、そのようなミスに常総学院は必ず付け込んでくるので、いかに隙をみせないかというところも重要になってくるだろう。また、常総学院がどんな投手起用をしてくるか?2回戦最大の注目のカードとなるだろう。






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