記事一覧

【春の高校野球2016】茨城大会水戸地区代表決定戦 水戸商-清真学園

アメーバ関連記事
【春の高校野球2016】第68回春季関東地区高校野球茨城大会
【春の高校野球2016】茨城予選大会 水戸地区

にほんブログ村



2016年4月18日(月)

水戸市民球場


茨城大会水戸地区代表決定戦

水戸商 - 清真学園



01

水戸商といえば亡き橋本監督やその教え子で現日立商監督の野澤監督を知る高校野球ファンは多いだろう。その後監督交代が続き、今は橋本監督から野澤監督への移行期に選手であった若い西川監督が指揮をする。要するに現役時代直に両監督の指導を受けたのが西川監督だ。その遺伝子を受け継ぐ責務がある。ただ就任してからは昨年夏の準優勝校日立一に大接戦の延長試合で2回戦の惜敗、続く新チームの秋はこちらも県南の強豪石岡一に大接戦の延長試合で県大会2回戦の惜敗と、地力はあるものの結果を出せず陽が当たらない。よって、この春は結果を出して脚光を浴びたい。


02

 一方清真学園は制球がよくストレートが速いエース笹本くんや小林くんを中心とした守りで、ある程度失点は計算できるチーム。よって、勝敗は打撃陣の奮起にかかっているといっても過言ではない。こちらも現在の水戸商と同様、ある程度力はあるが公式戦では勝ちきれず1点差負けが多い。よって、強豪水戸商に勝利して県大会出場を決めて、夏に向けて自信をつけたい。


03 【揃い過ぎ(笑)水城のトンボ】

先攻は清真学園。今年公式戦初戦の水戸商に対して、すでに一試合経験しているアドバンテージで初回から先制して水戸商を焦らせたいところだったが、水戸商先発のエースで右腕の滝くんは、小柄ながら体重の乗った勢いのあるボール。全くタイミングが合わず凡退する。 (1回表 清0-0水)


04 【水戸商のエース滝くん】

一方、清真学園先発のエース笹本くんは、速いストーレートをコントロール良く投げ込み、水戸商の上位打線に対して三者連続内野ゴロと見事なピッチング。チームに「この試合いけるぞ!」と勇気を与える立ち上がりだった。 (1回裏 清0-0水)


05 【清真学園のエース笹本くん】

 しかし、水戸商の中軸はパワフルだ。エースで4番の滝くんと5番の野本くんが一巡目から速いストレートのタイミングを合わせ強振!無死1・3塁と先制のチャンスを作る。すると7番堀内くんのタイムリー、8番井坂くんのスクイズと下位打線が活躍して2点を先制した。(2回裏 清0-2水)


06 【水戸商5番野本くんがチャンスをひろげる】

26 【先制タイムリーを放った水戸商7番堀内くん】

 3回表、味方が点を取ってくれた次の回でしっかり抑えて流れを引き込みたい水戸商の滝くんだったが、清真学園の下位打線に対して連続四死球。更に清真学園2番の宮内くんにもヒットを打たれて1死満塁のピンチを迎えた。しかし、あわやタイムリーとなる危ないファールなどを打たれたりしたが、なんとか踏ん張って清真学園の中軸を抑えた。 (3回表 清0-2水)


07 【清真学園2番宮内くんのヒットで大塚くんが3塁に到達】

 4回裏、水戸商は追加点のチャンスを迎えた。この回先頭の河野くんのヒットなどで1死2・3塁。しかし、強行策が裏目に出て無得点。試合の流れを掴みきれない。ここは試合展開から1点でもいいから追加点が欲しかった。そうすると清真学園が「やっぱり水商は強いな」と戦意を削いでいけたのだったが・・・。まあ下位打線だし、結果論だけどスクイズはありだったかなと・・・。(4回裏 清0-2水)


08

 そうして水戸商が中押しできずもたつくと、その直後の5回表に清真学園が1点を返した。下位打線が四球と送りバントでしっかり上位につなぐと、1番で主将の和田くんはしっかりチームの期待に応えてセンターへのタイムリーヒット!その裏のエース笹本くんも味方のエラーで先頭打者が出てしまうも、水商上位打線にバッティングをさせず無失点。シードの水戸商に対して前半を1点差で折り返した。 (5回裏 清1-2水)


09

10

11 【清真学園は主将和田くんのタイムリーで鯨岡くんがホームイン】

12

13

 次の1点が欲しい先に欲しい両チーム・・・。しかし後半に入り両エースが粘り合う。水戸商の滝くんは前半は無駄な四死球でリズムを掴めなかったが、後半に入ってもボールの勢いが衰えない。高めに浮くボールがほとんどなく、バッターの膝元にボールが行って内野ゴロを量産する。一方の清真学園笹本くんは速いストレートを更に有効にするために、ゆるいボールを意識して使い緩急をつける。また、7回裏の捕手宮内くんは難しいフライをダイビングキャッチし、すぐ1塁に投球してランナーを刺すなど、スーパーを超えたミラクルプレーで笹本くんを助けた。 (7回裏 清1-2水)


14

15

16

【7回表、すばらしいプレーでエースを助けた清真学園の捕手宮内くん】

 しかしながら、守りで盛り上げる清真学園だったが、リードされたままじわじわと回が進む。内野ゴロを叩いてしまっても全員1塁へヘッドスライディングする気合を見せるものの、いっこうにホームベースが遠かった。 (8回表 清1-2水)


17

 そんな中、8回裏に水戸商は勝ち越しのチャンスを迎える。2死1塁でバッターは先制タイムリーの7番堀内くん。ここまで、パワーのある水戸商を神経を使って抑えてきた笹本くん。ゆるいボールも意識的に使って抑えてきたが、先制タイムリーを打たれたバッターなので力んでしまったか?疲労からか?2アウトで安心してしまったのか?理由は定かではないが好調のバッターに同じようなストレートを続けてしまう。さすがにそのボールは痛打されて2死1・3塁とピンチに・・・。最後はスクイズを決めた8番井坂くんがタイムリー!次の1点は水戸商に入った。(8回裏 清1-3水)


18

19 【水戸商8番井坂くんの貴重なタイムリー】

 清真学園は最終回、ヘッドスライディングでランナーを出すなどして何とかしようとしたが、球威の衰えない無尽蔵のスタミナの滝くんの投球に屈した。 (終了 精1-3水)


20

21


■スコア

清真学園

000 010 000 = 1 H7 E1

020 000 01X = 3 H11 E0

水戸商

【清】笹本-宮内

【木】滝-野本


22

 水戸商は多少詰めが甘かった部分や上位打線が抑えられたところもあるが、下位が3打点と打線に厚みをみせての県大会進出!滝くんも後半は危なげない投球だった。2回裏の攻撃は水戸商の全盛期を思わせるスピード感のある怒涛の攻撃を展開。地味だけど走塁も良かった。野澤監督のときから水戸商といえばビックイニングを作ることが多く、攻撃に瞬発力がある。県大会では勝ち進んでいい夏の大会のシードをもぎ取ってほしい。それに水戸商が強いとファンも多くて茨城の高校野球が更に盛り上がる。また、日立一や石岡一など県立のライバル校と当たるときには、リベンジを果たそうと爆裂状態で挑むことだろう。


23

 一方、清真学園は水戸商に終盤まで1点差ともう1歩のところまで詰め寄った。コーチャなども含め、全員が試合に集中してた様子も伝わってきた。しかし、さすがにシード校相手の善戦とは言え、今回も僅差で負けてしまった。笹本くんや小林くんは1年生のときからマウンドに立ってチームを引っ張ってきた。そして、ついにこの夏で彼らも最後の夏を迎える。なので、夏は打撃陣が奮起し、笹本くんや小林くんに恩返しして勝利を掴みたい!あと3ヶ月弱だが、打撃陣が奮起すれば格上を倒すなど波乱を巻き起こす要素を十分に持つ。みんなで歓喜の夏になるよう頑張って欲しい!!


24

25

関連記事

コメント

1. 無題

水商、夏に向けて打線のレベルアップをしたいですね!

水戸商、水戸農、緑岡、水戸工、など水戸勢が最近元気なく水城くらいだから水商復活期待してます(^-^)

木内常総と張り合ってた頃のように(^^)

2. Re:無題

>BIG BOSS(88伝説を受け継ぐ男)さん
おはようございます!確かに上位打線は抑えられちゃいましたけど、かなり振りは鋭いですよ!期待していいと思います。この日は清真の笹本くんが良かったです。
水戸勢の復活は切望しますよね~。でも兆しは見えてるような気もします。また常磐大高あたりも出てきそうです。

3. FBへのUP感謝します。

試合運びが良くわかりました。書かれた方も、文章力に優れていて素晴らしいですね。ありがとうございました。

4. Re:FBへのUP感謝します。

>pimanmusumeさん
試合運びは重点を置いてるところでしたので、そう言っていただけると本当に嬉しいです♪ありがとうございます。

コメントの投稿

非公開コメント

info

「当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。」

プロフィール

ざいこ

Author:ざいこ
茨城の高校野球を中心にブログを書いてます。1つの試合に対して試合の流れをわかりやする伝えることを心がけてます。写真も多めです!

カテゴリ

フリーエリア