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【春の高校野球2015】茨城大会1回戦 総和工-取手松陽

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【春の高校野球2015】第67回春季関東地区高校野球茨城大会



2015年4月25日(土)

水戸市民球場


茨城大会1回戦

総和工-取手松陽



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 昨夏ベスト4の快挙を成し遂げた取手松陽。しかし、新チームとなった秋の大会はまさかの予選敗退で苦汁をなめた。ひと冬越して、難敵土浦三を破っての春の県大会出場。ここで借りを返して、夏のシードを獲得したい。一方、総和工はバッテリーがしっかりしていて、隙のない走塁が特徴。ユニフォームも機動破壊でその名が知れてる群馬の健大高崎を模している。秋は守りのミスから藤代に惨敗。その点が修正されているかに注目が集まる。



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 取手松陽の先発はエースで本格派右腕の内村くん。昨夏のベスト4に大きく貢献し、経験も豊富だ。長身から角度のある速球は140kmを超える。フォークが持ち球で、的も絞りづらい。案の定、立ち上がりは四球ひとつを選ばれるもアウトはすべて三振。総和工打線はバットにかするのが精一杯だった。 (1回表 総0-0松)



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【↑取手松陽エース内村くん】


 総和工は背番号11の左腕大竹くんが先発。しかしいい球は来てるが、なかなかストライクが入らない。3つの四死球で2死1・2塁。取手松陽5番内村くんにワンボールを与えたところで、ライトを守っていたエース上原くんと早くも交代となった。上原くんは難しい場面だったが、期待どおりの働きでこの場を三振で凌いだ。 (1回裏 総0-0松)



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【↑総和工エース上原くん】


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【↑投手陣とチームをまとめる主将で強肩の捕手湯本くん】


 2回裏、総和工は一度マウンドに上がった上原くんをまたライトに戻し、ライトに下がっていた先発の大竹くんが再度マウンドに上げた。序盤からすごい投手起用だった。これが当たればいいが、さすがに難しかった。大竹くんはやはり制球に苦しんだ。今度は、四死球を出さないようにとストライクをとりにいく甘いボールを痛打された。結局、1死3塁から取手松陽9番朝日向くんにタイムリーを浴び、再びエースの上原くんにマウンドを譲った。 (2回裏 総0-1松)



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【↑2回裏、先制タイムリーの取手松陽9番朝日向くん】


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【↑総和工は積極的に足を使って仕掛ける】


 3回裏、総和工は簡単に2アウトをとるが、取手松陽5番内村くんに追い込まれてからのスライダーを狙い撃ちされて出塁を許す。なんとか守りで落ち着きたい総和工だったが、四球でピンチをひろげたあと取手松陽7番の高須くんにタイムリーを浴び、この回も失点してしまう。 (3回裏 総0-2松)



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【↑3回裏、取手松陽7番高須くんのタイムリーで追加点】


 4回表、取手松陽のエース内村くんに手も足も出なかった総和工だが、この回反撃を開始した。まず、4番知久くんが右中間に会心の2ベースヒット。チームに勇気を与える一打だった。その後隙を突いてなんと3盗を決める。すると四球で出た1塁ランナーも2塁へ積極的に走る。すると、取手松陽の悪送球を誘って3塁ランナーがホームに返った。総和工の積極的な走塁が取手松陽のミスを誘った。 (4回表 総1-2松)



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【↑4回表、ヒットで出た総和工4番知久くんがホームイン】


 4回裏、せっかく1点差に詰め寄った総和工だったが、重要な局面でミスが出てしまった。1死2塁から三振を奪ったが、捕手が後逸して振り逃げとなり逆に1死1・3塁とピンチをひろげてしまう。ここで、取手松陽は強打者の3番川村くん。総和工としてもっともやってはいけない形をつくってしまった。川村くんの打球はライトへバカでかいフライ。捕球できるタイミングだったが、ライトが目測を失い打球はその頭を越した。更に、その1失点で済めばよかったが、4番宇尾野くんのボテボテのファーストゴロを間に合わないホームに送球。その後、犠牲フライも打たれこの回3点。相手が内村くんということも考えると、総和工にとっては重い3失点となった。 (4回裏 総1-5松)



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【↑4回裏、ライトオーバーのタイムリーを放った取手松陽3番川村くん】


 そうは言っても、取手松陽の内村くんはいつもよりは良くなかった。ボールが先行していてコンスタントにいい球はいかなかった。フォームもバランスが崩れていて、しきりにプレートを気にしていた。時折、四球をだすので総和工打線に漬け込まれる場面もあったが、それでも7回までは無難に凌いだ。

 一方、総和工の上原くんもさすがにエースらしい粘りのピッチング。いい高さにボールが決まっていて、後半は得点を許さなかった。 (7回裏 総1-5松)



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【↑7回表、2死満塁と反撃のチャンスを作るが・・・】


 8回表、2死ランナーなしとなり敗色ムード漂う総和工だったが、取手松陽に内野のエラーが出て出塁する。すると、疲労から集中力が切れてしまったのか、内村くんが連続四球。あっという間に満塁となり、総和工に長打でも出たらわからない状況となった。迎えるは2番上原くん。ヒット性のあたりはいい角度でセンターへ。抜ければ3点といったところだが、ここは守備範囲の広い取手松陽センター朝日向が捕球して事なきを得た。 (8回表 総1-5松)



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【↑8回表、代走ですかさず盗塁を決めた総和工大井くん】


 結局総和工は、9回表は山場を作れず3者凡退。終始4回裏の3点が大きく響き、取手松陽がそのまま逃げ切った。 (終了 総1-5松)



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【↑取手松陽宮本監督(中央)】


■スコア


総和工

000100000 = 1 H4 E0

01130000X = 5 H10 E2

取手松陽



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 取手松陽のエース内村くんは凄みをみせてくれたが、今日はボールが多かった。四死球は9つ、三振は11個。やっぱり、マウンド上でリズムが悪いと内野手も守りづらくなってエラーが出てしまったかもしれない。昨年は海老原くんがいたので役割が半減だったが、やはり夏に向けてスタミナが心配になってくる。控え投手の目処が立っていればいいのだが・・・。昨年の夏のチームはよく観戦していたが、率直な印象は次の塁を奪うことにすごい貪欲だったというのを覚えている。特に水城戦は圧巻だった。今日の総和工のような走塁を取手松陽がしていたような気がする。まあこれから試合を重ねるたびに、テンションと強さを増していってほしいです。



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 総和工は序盤の投手起用はちょっと謎で、下手すると序盤で大量失点してもおかしくない状況だった。上原くんが良くあのような状況で抑えたものだと感心した。失点も原因をみていくと小さなミスや不要な四球だった。守りにおいて緊迫した場面での冷静さがほしいところだ。

 攻撃面では好投手の内村くんからなんとか塁に出ようとよくボールを選んでいた。1番の進藤くんは1球ごとにバッターボックスの位置を変えたりして工夫していた。走塁はみごとに相手にプレッシャーを与えていたと思う。試合の運び方に落ち着きが出てくれば、もっと勝てるチームになるんじゃないかと思う。夏に期待したいです。



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