記事一覧

【春の高校野球2015】茨城大会1回戦 下妻二-藤代

アメーバ関連記事

【春の高校野球2015】第67回春季関東地区高校野球茨城大会



2015年4月24日(金)

土浦市営球場


茨城大会1回戦

下妻二-藤代



01


02

 昨夏は打線が猛威を振るい甲子園出場を決めた藤代。秋も常総学院を苦しめるなど自力のあるチーム。そんな藤代でも地区予選を藤代紫水にサヨナラ勝ちと苦しんだ。実際、打線が本当に調子悪いのか?興味のあるところだ。相手はここ最近若干低迷している下妻二とはいえ率いるのは小菅監督。どういうチームに仕上げてきているか?地区予選は細かい継投で危なげない勝ちあがり。下妻二復活なるか!?下妻二が先攻、藤代が後攻をとった。



03


04

 藤代の先発は本格派右腕の山崎くん。速球と長身から投げ下ろす縦のスライダーが武器だ。秋はマウンド上で落ち着かない感じがしたが、ひと冬越してどっしりしてきた。立ち上がりも落ち着いていて制球よく3者凡退に打ち取った。 (1回表 下0-0藤)



05

【↑藤代先発エース山崎くん】


 下妻二の先発は背番号12番の右腕斎藤くん。球速はそれほどないが、コーナーを丁寧に突く打たせてとるピッチング。藤代2番織田くんに左中間へ2ベースを打たれるが、後続をうまくかわして無失点に抑えた。 (1回裏 下0-0藤)



06

【↑下妻二先発は背番号12の右腕斎藤くん】


 2回表、下妻二4番の中川くんがヒットで出て、すかさず2盗を試みるがこれはきわどいタイミングでアウト。アウトとはなったが小菅監督は結構仕掛けてきた。この回は無得点に終わったが、その後も塁に出るとすかさずヒットエンドランを試みた。 (2回表 下0-0藤)



07

【↑2回表、下妻二は積極的に仕掛けてくる】


 2回裏、藤代はこの回先頭の5番立松峻くんがヒットで出るなどして1死2塁のチャンスをつくる。しかし、7番大久保くんの当たりを下妻二斎藤くんが軽快に捌いて、そのフィールディングの良さで2塁ランナーを挟む。あえなくアウトとなり先制のチャンスをつぶされた。下妻二の斎藤くんはけん制、フィールディングが非常に良く、すばらしいマウンド捌きだった。 (2回裏 下0-0藤)



08

【↑2回裏、センター前ヒットで出る藤代5番立松峻くん】


09
【↑2回裏、下妻二斎藤くんの好フィールディングでランナーを挟む】


 だが、守りのミスから均衡が破れた。3回裏、下妻二は先頭打者を四球で出してしまうと、相手の送りバントをフィルダースチョイス。2塁に投げたがセーフとなり無死1・2塁のピンチを迎えた。ここで、早くも小菅監督が継投策。2番手の鈴木くんがマウンドに上げる。しかし、ちょっと準備が出来ていなかったのか、不用意なモーションでボークをとられる。ここから、四球なども絡んでノーヒットで2失点。まあ、逆によく2点で済んだ。 (3回裏 下0-2藤)



10

【↑3回裏、下妻二には痛いボークの判定】


11
【↑3回裏、藤代が相手のミスに付け込んで先制】


 4回表、味方が点を取ってくれたあとの藤代山崎くんだが、この回はピリッとしなかった。先頭打者に死球。その後にワイルドピッチと相手に合わせてしまう。せっかく三振をとっても振り逃げで2塁から3塁の進塁を許すなどかなりバタバタした。結局、5番加園くんの内野安打で1点を返されて藤代の菊地監督のカミナリが落ちた。下妻二の塚越くんの走塁はみごとだった。 (4回表 下1-2藤)



12

【↑4回表、下妻二塚越くんが隙をついて3塁へ進塁】


 4回裏、藤代ベンチはかなり神経質なベンチとなっていて、怒りの種の山崎くんが送りバントを失敗するともう菊地監督はマックスになった。しかしそんな嫌な雰囲気を一蹴したのが4番の立松由宇くんだった。押出しで1点追加したあとの2死満塁、ここでセンターへきっちりタイムリーを放ち、更に2点追加。その後も1点追加して、藤代ベンチもだんだん平穏になってきた。下妻二は、四球やエラーがでてしまい、この回4点を献上してしまった。 (4回裏 下1-6藤)



13

【↑4回裏、嫌な流れを断ち切るタイムリーの4番立松由宇くん】


14

15

 その後は、下妻二打線も粘りがなくなり淡白なバッティングで凡打の山を築いた。流れは完全に藤代となった。4回裏から3番手でリリーフした広瀬くんも6回裏に捕まって失点してしまう。あと1点でコールド圏内となったところで、下妻二はエースナンバーの右腕、古谷くんがマウンドに上がった。 (6回裏 下1-7藤)



16

【↑6回裏、下妻二はエースナンバーの古谷くんが登板】


 7回裏、なんで早く継投しなかったの?と思うようなすばらしい投球の古谷くん。キレのいいストレートとスライダー、抜いたボールなども組合せなんと3者連続三振!!これはどういうことなんだろう?本当は投げる予定ではなかったのか?夏を見越して隠してたのか?すごく謎だった。 (7回裏 下1-7藤)



17


18
19
【↑8回裏、フェンス際の難しいフライを捕球した下妻二江崎くん】


 しかし、そんな古谷くんの力投もむなしく、下妻二打線は藤代の山崎くんを打ち崩すことができなかった。結局、最後も3者凡退に打ち取られ、藤代がコールドこそ成立しなかったが大差で試合をものにした。 (終了 下1-7藤)



20


■スコア


下妻二

000100000 = 1 H5 E3

00240100X = 7 H9 E0

藤代



21

 藤代がスコア上は大差で勝ったが、実際は相手の四球やミス絡みの得点が多かった。2回もあれだけチャンスが拡がって、たった2点しか取れずに畳み込めなかったところは、打線に元気がない証拠かもしれない。それなりに理由もありそうで、昨夏絶好調だった飯塚くんの振りが鈍い気がする。立松兄弟もすごい威圧感だが、つながらないので今はちょっと爆発力には欠ける。夏の甲子園に行ったときには、ストレート系のボールは絶対に打ち負けない強さがあって積極的に振ってきた印象があった。

 また、山崎くんがエースなのだが、味方が点をとったあとの不用意な失点や無駄な四死球などがあるため、いまいち攻撃にもリズムが生まれないのかなとも思う。厳しい注文だけど菊地監督の「お前がエースなんだろ~」というゲキがすべてを物語っているのかもしれない。それだけ山崎くんに対する期待の大きさも感じる。



22


 下妻二はちょっとミスが多すぎた。3回表の継投は正直早すぎたと思った。斎藤くんは5回ぐらいまでは、うまく交わしていけそうな感じもしたが・・・。それに、古谷くんが今日のようなピッチングが標準であれば、僅差で出していれば面白い展開だったかもしれない。どうなんだろう?春は試す大会なのかもしれない。上位打線はセンスのある選手が揃っていて期待が持てる。特に中川くんや加園くんは要注意かなと思う。確信は持てないが、夏に化ける可能性がありそうで、得体の知れない怖さを感じる。夏、そんなチームに仕上がってくるか非常に気になります。



23

関連記事

コメント

1. 打線につながりが・・・

こんにちは。
藤代の打線はつながりませんねぇ。
安打数を見たらもっと楽に
勝てる試合が多いと思います。
相手からもらったチャンスを
モノに出来ず流れを
引き寄せられずに苦戦してしまう。
ここ一番、たたみかける攻撃が
見られません。
エースの山崎くんは
去年に比べて線が太くなって
安定したような感じがします。
いいものを持っているだけに
自信を持って投げれば
ボークも減るだろうし
夏も十分に行けると思います。
春は終わってしまいましたが、
あと2ヶ月で菊地監督が
どこまでチーム力を上げられるか
期待しましょう。

2. Re:打線につながりが・・・

>かわら版編集長さん
こんにちわ~!藤代は確かに打線がつながらなかったです。山崎くんのボークはちょっと気になりますね。まあ、強いチーム相手だとそこらへんは付け込まれますかね~。
でも、藤代の場合は甲子園行くようになってから夏に合わせてるように感じます。試合を重ねるごとに強くなっていくとは思います。ただ、山崎くん以外のピッチャーがいるのかどうか?夏勝ち進むにはそこがポイントかと思ってます。

コメントの投稿

非公開コメント

info

「当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。」

プロフィール

ざいこ

Author:ざいこ
茨城の高校野球を中心にブログを書いてます。1つの試合に対して試合の流れをわかりやする伝えることを心がけてます。写真も多めです!

カテゴリ

フリーエリア