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【春の高校野球2015】茨城大会水戸地区1回戦 緑岡-清真学園

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【春の高校野球2015】第67回春季関東地区高校野球茨城大会



2015年4月13日(月)

水戸市民球場


茨城大会水戸地区1回戦

緑岡-清真学園



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 雨が降りしきる水戸市民球場。しかも気温は10℃ぐらいともの凄く寒いなかでの試合だった。当然グランドコンディションも悪く、特にピッチャーには酷な状況だった。そんな中、主審さん「半袖」って!!そういう規定だっけ?



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 両校とも夏からのベンチ入りメンバーも多く、県大会出場目指してよく声も出ていた。雨が非常に心配だったが、先攻は緑岡、後攻は清真学園で試合が始まった。そしてこの試合は、「3塁ベース」が両校の明暗を分けた試合となった。



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 1回表、清真学園の先発は旧チームからエースを張る右腕笹本くん。ストレートは制球も良くスピードもなかなか速い。投球テンポも早めでどんどん投げ込んでくる。緑岡1番の神長くんに内野安打を許したが、上位打線を力でねじ伏せた。 (1回表 緑0-0清)



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【↑清真学園先発エース笹本くん】


 1回裏、緑岡の先発はエースナンバーの右腕藤田くん。笹本くんとは対照的に緩急を使い打たせてとるタイプ。立ち上がりは2死2塁とピンチを迎えたが、自らのけん制球でランナーをアウトにして切り抜けた。 (1回裏 緑0-0清)



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【↑緑岡先発エース藤田くん】


 序盤は雨も小降りで、両投手ともロージンを忍ばせたお尻のポケットに手を入れたりしてボールが滑らないようにと気をつけていた。それでも回が進むにつれてだんだんと制球の乱れが出てきた。



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 3回表、快調にとばしていた清真学園の笹本くんだが、この回先頭打者を四球で出してしまう。その後、きっちり送られて1死2塁。ここで力みも手伝って更に四球を出してしまう。ピンチはひろがって2死1・3塁。ここで迎えるは緑岡4番の柏くんだったが、追い込んでからスライダーが絶妙なコースに決まってスリーアウトチェンジ。意気揚々とベンチへ帰っていった。 (3回表 緑0-0清)



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 3回裏、緑岡は先頭バッターをエラーで出してしまう。チャンスをつぶした直後だけに嫌な雰囲気となった。送りバントは阻止したものの、1打席目に豪快なあたりをみせた清真学園2番の宮内くんにレフト前へ運ばれると、3番明角くんにカウントが悪くなって甘く入ったボールを痛打され、打球はライトの頭を越えた。これが先制2点タイムリーとなり、均衡が破れた。 (3回裏 緑0-2清)



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【↑3回裏、2点タイムリーの清真学園3番明角くん】


 ここで、雨もだんだん強くなって、グランド整備が入り試合が一時中断した。グランドには新しい土が盛られ、ダイヤモンドが斑(まだら)模様になっていった。果たしてこの試合は成立するのだろうか?そんな心配がよぎった。



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 中断明けの4回表、清真学園の笹本くんにとっては難しいマウンドとなった。ストレートはいい球もいくが、この雨の影響でまたも2つの四球でピンチを招いてしまう。2死1、2塁となり、緑岡9番青木くんにはしぶとくセカンドの頭を越されて2死満塁。しかし、ここも三振で切り抜け、得点を許さなかった。 (4回表 緑0-2清)


 中断明けの影響は笹本くんだけのことではなかった。緑岡藤田くんもそのマウンドに苦しんだ。なんとか2アウトまでこぎつけたが、下位打線に対して突如制球が乱れ始めた。捕手の石川くんが声をかけるもストライクが思うように入らない。気付けば3連続四球で押し出しの1点を献上してしまった。ここで、緑岡は2番手の右腕小林くんがマウンドにあがり、後続をしっかり抑えた。2死満塁の場面で、ストライク先行でバッターを追い込んだのは見事だった。 (4回裏 緑0-3清)



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【↑緑岡捕手石川くんが藤田くんに声をかける】


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【↑4回裏、押し出しで清真学園が3点目のホームイン】


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【↑4回裏、リリーフした緑岡小林くん】


 5回表、清真学園ペースだと誰もが思っていた。緑岡はこの回先頭の2番小泉くんが、およぎながらもうまくバットコントロールしてレフト前に運んだ。1死となりランナー一人を置いて4番柏くん。前の打席は追い込まれてからのスライダーで三振を喰らったが、今度は笹本くんの勢いのあるストレートをドンピシャのタイミングで捉える。打球はライトスタンドへ!!緑岡は4番が流れを変える一発で息を吹き返した!代わった小林くんも安定した内容でその裏を抑えて前半を折り返した。 (5回裏 緑2-3清)



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【↑5回表、緑岡4番柏くんのツーランホームラン】


 6回裏、緑岡の守備だったがこの回は良くサードにボールが飛んだ。清真学園の8番菅谷くんがサードへ内野安打。9番笹本くんの鋭いあたりはサードの足を強襲!しかしここは緑岡サード大高くんが落ち着いて処理。1番和田くんは大高くんの負傷を頭に入れてのサードへ転がすセフティーバント。これが間一髪セーフとなった。



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【↑6回裏、打球が当たり痛がる緑岡サード大高くん】


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【↑6回裏、清真学園1番和田くんが3塁側へセフティ】


 和田くんは盗塁も決めて2死2・3塁。2番宮内くんのあたりはまたもサードへ・・・。強いあたりだったが、サードが捕球体勢へ。チェンジかと思われたが、なんと・・・サードベースにジャストヒットして、打球は高々と「y=-x^2」の曲線を描きレフト線を転々と・・・・ショートがカバーしたときにはもう遅く、清真学園に試合の流れを決める2点が入ってしまった。 (6回裏 緑2-5清)



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 なんとか追いつきたい緑岡だったが、清真学園笹本くんがゆるい変化球を使い始めピッチングを変えてきた。ストレートにタイミングが合い始めた緑岡打線だったが、緩急を使われ的が絞りづらくなった。ストレートの対応も、またワンテンポ遅れた。そして、流れがどんどん清真学園となっていった。 (8回表 緑2-5清)


 8回裏、緑岡のピッチャーは3番手の鈴木くんがマウンドにあがったが、得点圏にランナーを置いてから内野の守備に乱れがでてしまい、重い追加点を相手に献上してしまった。 緑岡は9回表に1死1・2塁のチャンスを作ったが、2番小泉くんのあたりはファーストに鋭いライナー。しかしこれが正面で、ランナーが飛び出しゲッツー。雨の中の熱戦に終止符が打たれた。 (終了 緑2-6清)



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■スコア


緑岡

000020000 = 2 H6 E3

00210201X = 6 H9 E0

清真学園



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 清真学園に軍配が上がったが何に差が出たか?それは、この悪天候のグランドで、三振を取れるピッチャーが清真学園にいたというところだった。内野にボールが飛べば、このグランド状態では何が起こるかわからない。そこで、要所で三振を取れるというのは今日においては最高の戦術だったと思う。

 清真学園は上位打線が振れている印象があるので今日のように頑張って下位打線がつなげたいところだ。次は鉾田一戦。秋のリベンジのチャンスがやって来た!



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 緑岡は4番柏くんのホームランのあと、清真学園より先に点を取っていれば展開は違っていたと思う。すべては魔の6回裏、3塁ベースの「マモノ」だったのかもしれない。ちょっと気になったのは初回無死のランナーが出たとき、強行ではなくしっかり送るべきだと思った。雨も降っていたし、先制点がいかに大事だったかという状況だったと思う。今日みたいなコンディションではなんとも言えないが、ここ数年見てると非常に粘りのある野球を見せてくれているので、夏に期待したいです!






 しかしながら選手のみなさんには当然拍手ですが、この激寒の中、グランド整備の波崎と水戸一、ボールボーイも交換が頻繁で大変だったと思います。また、帰らずに体を揺すりながら戦況を見守った観客の人すべてに敬意を表します。みなさん、お疲れ様でした。


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コメント

1. いやいや

ザイコさんも寒い中、お疲れ様でした!風邪などひきませんようにして下さいね。

2. Re:いやいや

>ハマさん
ありがとうございます。本当寒かったです。
明日も荒れた天気になりそうで怖いです(´_`。)

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茨城の高校野球を中心にブログを書いてます。1つの試合に対して試合の流れをわかりやする伝えることを心がけてます。写真も多めです!

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