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【秋の高校野球2014】 茨城大会 県西地区代表決定戦 総和工-岩井



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【秋の高校野球2014】第67回秋季関東地区高校野球茨城大会



2014年9月14日(日)

結城鹿窪球場


県西地区代表決定戦

総和工-岩井



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 総和工は8月の選抜大会でシードとなるなど前評判が良い。エースの上原くんは130kmのストレートを投げ捕手の湯本くんも強肩だ。夏のベンチ入りメンバーは3人しか抜けてないのでチームも仕上がりが早い。一方岩井は少ない部員数ながらも堅実な守りとチームワークで1回戦の水海道二に4-1と勝利した。実力差からは総和工有利だが、この試合はとんでもない展開となった!!先攻は岩井、後攻は総和工で試合が始まった。スタメンは以下のとおり(分かる範囲でです)。



岩井

1 (遊) 二瓶 ⑥ 2年

2 (一) 坂巻 ③ 1年

3 (二) 針谷 ④ 1年

4 (捕) 筧  ② 2年

5 (投) 増田 ① 1年

6 (中) 小菅 ⑧ 2年

7 (三) 森田 ⑤ 1年

8 (左) 山本 ⑦ 2年

9 (右) 横島 ⑨ 2年


総和工

1 (遊) 田中隼太⑥2年

2 (二) 進藤 ④ 1年

3 (右) 大野 ⑭ 2年

4 (一) 知久 ③ 1年

5 (三) 中村 ⑤ 2年

6 (捕) 湯本 ② 2年

7 (左) 飯田 ⑦ 2年

8 (投) 上原 ⑨ 2年

9 (中) 染野?⑧ ?年



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【↑総和工先発エース上原くん】


 総和工の先発はエースの上原くんで右オーバーハンドのオーソドックスなタイプ。ただ、立ち上がりから全力では行かずに7割程度の力で投げていたような印象だった。ランナーが出ても慌てずマイペースに投げていた。要所は鋭いコースに投げ分けて三振で切り抜けていた。 (1回表 岩0-0総)



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【↑岩井先発は連投の増田くん】


 一方、岩井の先発は増田くんでこちらも右オーバーハンド。昨日に引き続き連投となったが、コースを丁寧について三振を量産。球速はそれほどないがコントロールが非常に良かった。特にインコースの胸元あたりとアウトコース低めの球で簡単にカウントが取れていた。初回からなんと5者連続三振と序盤は上原くんより目立っていた。 (2回裏 岩0-0総)


 前半はこの両投手、両バッテリーの持ち味が十分に出て無得点が続いたが、試合は4回裏に動いた。総和工は1死から3番大野くんがライトオーバーの3ベースを放って急にあわただしくなってきた。続く4番知久くんは間髪入れずに初球を鋭くたたきレフト前ヒット!総和工が鮮やかに先制した。

 その後も2死3塁から6番湯本くんが四球を選ぶと、3塁ランナーの知久くんがまだインプレーとなっている間に隙をついてディレイトホームスチールを決めた。総和工の機動力が炸裂した。 (4回裏 岩0-2総)



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【↑4回裏、総和工3番大野くんの3ベースで口火を切る】


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【↑4回裏、先制タイムリーの総和工4番知久くん】


 その次の回から総和工の上原くんもギアを上げてきて力のあるストレートで岩井打線をねじ伏せた。岩井もランナーが1塁に出ては積極的に盗塁を仕掛けて打開しようとしても、総和工湯本くんの強肩の前に阻まれた。次第に力に差が出てきたような中盤となった。 (6回裏 岩0-2総)



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 そんな中次の得点がなんと岩井に入った。7回表、先頭の2番坂巻くんがレフト前ヒットで塁に出ると、3番針谷くんは3塁線に絶妙なセフティバント。無死1・2塁となった。ここで4番のチームの中心である筧くんがみごと期待に応えてセンター前に弾き返す。2塁ランナーの坂巻くんもよく走りホームインしまず1点を返した。

 その後は2死2・3塁となりバッターは7番森田くん。鋭いあたりが右中間に飛び、ちょうどセンターとライトの間をするっとすり抜けてボールは広い外野スタンドに転がる。ランナー2人が一気に返りなんとこの回3点。岩井が一気に逆転した。終盤に来て多くの打者が総和工上原くんのストレートに対応できてきた。 (7回表 岩3-2総)



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【↑7回表、岩井4番筧くんがタイムリーを放ち1点返す】


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【↑7回表、岩井7番森田くんの逆転タイムリー】


 7回裏、すぐに追いつきたい総和工は1死3塁とチャンスを迎える。1番田中隼太くんのあたりはセンターフライ。これで試合は振り出しかと思われたが、3塁ランナーとコーチャが躊躇してしまいタッチアップできなかった。その後、あと1本が出ずに無得点に終わってしまった。これには監督が激怒してしばらく1塁側ベンチはとんでもないことになっていた。 (7回裏 岩3-2総)



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【↑7回裏、総和工タッチアップできず】


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 8回表、岩井も1番二瓶くんのヒットなどもあり先ほどの総和工と同じ1死3塁のチャンスを迎える。3番針谷くんのあたりはセンターフライ!皮肉にも岩井はタッチアップ成功!逆に岩井が終盤に来て引き離しにかかった。 (8回表 岩4-2総)



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【↑8回表、岩井はタッチアップを決める】


 8回裏、岩井の増田くんも球威が完全に衰えて、きわどいコースの球でカウントも取れなくなり苦しい状態。さすがに総和工も的を絞りやすくなり鋭いあたりを飛ばす。中軸の連打ですぐさま1点を返し無死1・3塁と同点のチャンスを迎えた。

 6番湯本くんのあたりはショートゴロ。1点は諦めて併殺を狙うのかと思いきや岩井のショート二瓶くんは迷わずバックホーム!きわどいタイミングだったがホームで刺し得点を与えなかった。

 チャンスはまだ続いた。代打小野里くんのヒットで今度こそ同点と思われたが、これも好返球でホームタッチアウト!結局この回総和工は1点しか返せずにいよいよ岩井の勝利が現実味を帯びてきた。 (8回裏 岩4-3総)



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【↑8回裏、強気のバックホームで嫌な流れを断ち切った岩井ショート二瓶くん】


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【↑8回裏、岩井2度のバックホームで同点は許さない】


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 運命の9回裏、この回先頭の総和工9番染野くんが俊足を飛ばして内野安打で出塁する。盗塁も決めて無死2塁と同点のチャンス。ここで1番田中隼太くんのあたりは深い深い結城鹿窪球場右中間を真っ二つ。土壇場で同点に追いつく。さらにボールの処理が遅れる間に打った田中くんもホームへヘッドスライディング!!総和工が劇的な逆転サヨナラで勝負を決めた!! (終了 岩4-5x総)



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【↑9回裏、総和工9番染野くんが足で掻き回す】


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【↑総和工が逆転サヨナラ!!!】


■スコア


岩井

000000310 = 4 H8 E0

000200012x = 5 H9 E0

総和工



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 部員11人の岩井があと1歩で県大会出場というところまで大健闘した!終盤もほかのチームであれば継投もできただろうが、エース増田くんは昨日に引き続きの連投で逆にここまで良く投げたという状況だ。

 終盤の守りはハラハラドキドキだったが、7回8回とよくピンチを凌いだと思う。守りきってベンチに帰ってくる選手の笑顔が印象的だった。8回の2度のホームタッチアウトは勝利への執念を感じた。



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 総和工もあれだけ悪い流れからしっかり打ち込んでしっかり走って逆転するところは底力がある。ただ、細かいミスが多く反省点が多い試合となったが、逆に県大会に向けてはそのほうが緊張感がもてていいかもしれない。ユニフォームからしてもあの群馬の健大高崎のような感じで機動力があるチーム。だからこそコーチャの存在も大事なのかもしれない。今日の苦しい試合を教訓にして岩井の分まで県大会で頑張ってほしい!

 

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